「ヨーロッパ企画・上田です」

どうもはじめまして。
ヨーロッパ企画という劇団で、お芝居をやっております、上田誠といいます。
ヨーロッパ企画という名前ですが、拠点は京都にあります。
拠点というか、活動の中心がもう、がっつり京都ですね。
あと、AVの制作会社みたいな名前ですが、劇団です。
10人ぐらいで、群像劇をワイワイやっているような感じです。

 
僕は、そこの作・演出をやらせてもらってまして、
なので、普段から、なにかしら「書く」仕事が多いのですが、
 
たとえば、マッサージ屋さんとか散髪屋さんとかで、
「お仕事なにされてるんですか?」みたいに聞かれたときに、
「作家です」と答えるのが、なんとなく気後れしてしまって、
かといって、嘘をつくのも、はばかられるので、
そんなときは、「書く仕事です」と、どうとでも取れるような答え方で、
のらりくらりと、やりすごすようにしているのですが、
 
それだと、たまに「隠し事」と、間違ってとられるときが、あるんですね。
それで、「職業:隠し事」=「スパイ!?」みたいな、
まあ、そこまではなってないにしても、
なんだか妙な空気になってしまうことが、少なからずあります。
 
なので、最近では、そうした混乱を避けるために、
「書く、仕事ですね」と、きっちり「、」を入れるように心がけつつ、
右手で、鉛筆を動かすようなジェスチャーも、添えるようにしています。
こうすることで、誤解は、ぐっと減りました。
 
減りましたが、たとえばそれが、散髪してるときだと、
例のあの、ナイロンのポンチョみたいなのを、かぶせられていたりするので、
そうやってふさがっている右手を、わざわざポンチョから出してまで、
鉛筆のジェスチャーを入れるのが、大儀っちゃあ大儀だな、というのが
最近の課題ではあります。
 
「わ、ちょっと聞いただけなのに、この人、
 わざわざポンチョから手をだしてきたよ。くわばらくわばら」
みたいに思われるのも、本意ではないですし。
 
……みたいなことを、モゴモゴと考えつつも、
やってることといえば、日々、
喫茶店とかファミレスとかの、軒をお借りしつつ、
いろいろ、劇団の台本を書いたり、よそからいただいた仕事をしたり、
みたいなことが、日常のほとんどです。
 
台本を書くのは、楽しいです。
が、書いてるうちに、「詰まってくる」というか、
なにかが、凝り固まってくるような感じになり、
あるいっときから、いっこうに、前に進めなくなります。
 
そういうとき、僕は、なるべく「体を動かす」ように、しています。
 
ほらこう、いい考えが浮かぶときって、
歩いてるときだったり、お風呂に入ってるときだったり、
そういうなんていうか、「体が、活性化してるとき」に、
ポコッと、いいアイデアが出たり、するじゃないですか。
 
だけど、モノを書いてるときって、
(当たり前なんですけど)体の動きとしては、止まっていて、
イスに座って、前かがみな姿勢で、指先だけを動かしながら、
ただ粛々と、書き進めなければなりません。
そうすると、なにかが、ジワジワと、冷えてくるのが分かります。
これが、けっこうな、ジレンマなんです。僕にとっては。
 
なので、喫茶店なんかで、モノを書いているとき、
最初のうちは、いい感じで、進んでいても、
だんだん書けなくなってくるにつれて、貧乏ゆすりが多くなり、
ついには止まらなくなります。
 
そうすると、どうやらそれは、体が動きたがっているサインなので、
店を出て、散歩がてら、体をほぐしつつ、別のお店に移動して、
そこでまた、つづきを書きはじめる、という感じになります。
 
これを1日やると、コーヒーでタップンタップンになり、出費もかさみますが、
こればっかりは、他に、方法がありません。
 
きっと僕が、スポーツマンだったら、よかったんでしょうけども。
体に筋肉があると、体温があがる、とか、いいますからね。
僕、体育「1」でしたからね。
 
そんなわけで、最近は、恥ずかしながら、
「ジョギング」を、するようになりました。
体のなにかしらの巡りを、よくしてやろう、という目論見です。
いつまで続くか分かりませんし、正直もう、続いてませんが。
 
そんな具合に、日々、高みをめざして生きていきたいと思います。
よければぜひ、HPのぞいてみてください。
http://www.europe-kikaku.com/
 
えー、そんなわけで、僕が憧れております劇団、維新派の、
女優・平野舞さんを、ご紹介させていただきたいと思います。
 
以前、平野さんがご出演されているラジオドラマの、
作家をさせてもらっていた時期があり、それ以来の、お付き合いです。
声と、声以外のすてきな方です。どうぞー。

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